香りを上手に使えば身体と心のトラブル解消と健康促進ができる?
皆さんは好きな香りってありますか?
きっとほとんどの人にお気に入りの香りがあると思います。
私が好きな香りは、柚子の香りとコーヒーの香り、レモングラスの香りです。
柑橘系の香りはかなり好きですね。気分がすっきりして、元気になります。
朝起きてコーヒーをたてるときのあの幸せ感。
それに焼きたてのパンの香りなんかがあると、もう最高ですね!
まあこれは香りだけではなく、食べるという喜びが引っ付いているので、少し違うかもしれませんが・・・
アロマで癒される
アロマテラピーというものがあるように、
香りというものは人間の身体面にも精神面にも影響を及ぼすものですよね。
香りは気分を変えるだけではなく、病気の治癒にも役立つようですから、香りの力は偉大ですね。
では香りが人間の身体にどの様に影響をおよぼすのでしょうか?
そのメカニズムについて説明したいと思います。まず香りの分子が電気信号として鼻の奥の臭神経に届き、それが大脳辺緑系に伝わるそうです。
脳のこの部分は記憶や感情の整理、自律神経やホルモンの調整を行っているところだそうです。
しかしストレスにさらされるとそれらの働きが低下してしまい、身体の不調や病気として表れてしまいます。
そこで香りにより脳をリラックスさせることにより、不調を取り除くことができるようです。
また植物油などに精油をまぜてマッサージオイルとして使うことがあると思いますが、
そうすると皮膚の表面から精油の成分が浸透し、血管を通して全身に行き届くので、
皮膚の表面だけではなく、筋肉や臓器にまでその効果を発揮することができるのだそうです。
私はよくアロマオイルを使ってリフレッシュしたり、気分を落ち着かしたりしています。
ちょっと疲れているときでもお気に入りの香りをかいで、ゆったりしていると元気をもらえるんです。
お気に入りの香りを作ろう!
だからお気に入りの香りのスプレーを作って、
仕事のときも持って行き、ちょっと疲れを感じたら自分の周りにふったり、他に人がいるときはハンカチにひとふきして、香りを嗅いだりします。
香りを持ち歩くとどこでも気分転換、リラックスできるのでオススメです。
このアロマスプレーの作り方は簡単です。
スプレー容器に無水エタノール小さじ1杯と好きな香りの精油を10滴ほど入れ混ぜます。
そこに精製水45mlを加えて混ぜて出来上がりです。
入れるアロマオイルは1種類でも良いですし、何種類かを混ぜても良いそうですが、私は香りを調合するという高度な技は使えないので、一種類にしています(笑)
でも香りを調合することでよりアロマの効果が増すようなので、関心のある方はいろいろ調べてやってみてください。
花粉症に効くアロマもあるようで、ペパーミントやユーカリの香りは鼻やのどのトラブルに効果があるそうです。
花粉症の人はマスクにこれらの精油をたらしておくと良いかもしれませんね。
私は生理の時の辛さを軽減するために、気分を前向きにしてくれるグレープフルーツや、
痛みなどに効くといわれているカモミールなどをアロマポットでたくようにしています。
香りが与える影響
香りが与える影響を考えるとぜひとも生活に取り入れたいと思っています。
例えば、「香りの記憶」というものがあります。
なつかしい香りをかぐと昔の記憶がよみがえるといわれています。
単にその香りだけでなく、その時の状況や風景までがあざやかによみがえるんだそうです。
つまり脳は香りをちゃんと記憶しているというわけです。
また集中力をアップさせたり、眠気を覚ましたり脳に与える影響は非常に大きいのです。
ですから上手に使えば今まで活用していなかった脳を活性化させたり、失われていた部分を取り戻したりするのにも役立つのです。
視覚や聴覚の重要性はよくクローズアップされますが、脳に与える影響という点では、嗅覚も大事な事を忘れないようにしましょう。
生活の中にうまく香りを取り入れて、身体や心のトラブル解消や、より健康を得るために使って行きたいですね。